私の死後、家族がこの日記を見たとき、私が何を思っていたかを知ってもらうために、今日これを書き留めておくことにしました。そろそろ定年を迎えます。かれこれ40年も同じ会社で仕事をしてきました。家族は、定年後も働いたほうが良いと言います。健康のためだとか、年金もあまりもらえないので、少しは家計のことも考えてくれとか言います。でももういいでしょう。まだ定職に就いていないとは言え、子供はとっくに成人し働いています。仕事を持っている妻も自分の食い扶持くらいは稼いでいます。残っている住宅ローンもなけなしの退職金で何とか片を付けられそうです。実は、私には、定年退職したら是非やりたいことがあるのです。私は旅行が好きです。若い独身時代は良く出かけたものです。しかし家族の生活を支える会社勤めの間、好きな旅行などほとんど出来ないでいました。だから定年後は長年出来ないでいた旅行をしたいのです。もっとも旅行と言っても、私の旅行は知らない土地に行って何日、何週も徘徊するだけです。私の旅行はいたってお金のかからないものです。旅行先で泊まるのは安宿ばかりです。食事はスーパーや路上の出店で買ったり食べたりするだけです。移動手段も大概路線バスか普通列車です。もっとも移動と言ってもあまり長距離の移動はしません。狭い範囲をぐるぐる回るだけです。それは国内でも国外でも一緒です。ですから、旅行に行くといっても、旅行先での日常生活を楽しむだけで、実質的に短期間引越しをしただけのような生活です。私に時間はあります。しかし無いものがあります。お金です。旅行にお金がかからないと言っても、旅行先までの移動費は事前に工面するとしても、現地での生活資金が必要です。でもそれが無いのです。しかし今日いいことに気がつきました。クラウドワークスに登録し、ネット上でお金を稼ぐことです。これなら旅行先でも出来そうです。昔の料理人は包丁をさらしに巻いて旅したそうです。現代の私はザックにパソコン入れて旅します。まずはインドに行きたい。とれたてのよく熟したうまい果物をいっぱい食べたい。稼いであまったお金は金細工のお土産を買って家に持って帰りたい。とらぬ狸の皮算用ということもありますが、きっとうまくいくと思います。
バリテイン増大